インド南のケーララ州 その1

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様々な国の、日常の空気を感じられる日記です。
MOONSOAPとつながりのある方々に執筆をお願いしています。
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By Hisae
2004年よりキルギス、ラオス、インドなど民族文化が残る国を訪ね、現在はインド在住。インドの職人が作る草木染めのブロックプリント「アジュラック」布を使ったオリジナルブランドSANTULANを手がけてきました。布のこと、ヨーガのこと、丁寧な日々の暮らしを探求中。

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インドで遠い所に行こうと、南のケーララ州へ旅に出ました。

12月まで小雨季のケーララ州ですが、お天気に恵まれました。青々と緑茂る上空をしばし眺めながら、「コーチン空港」に到着。空港でタクシーを予約し、今回の旅の拠点とする「フォートコーチン」へと向かいました。

距離は40kmくらいのはずだけど、ドライバーの一存でカーフェリーに乗って近道することに。たったの5分くらいの乗車だけど、乗車したまま船に揺られる移動が意外と楽しかったです。

 

今回の宿泊は、フォートコーチンにある「Tower Hotel」という17世紀に建てられた木造のヘリテージホテル。そちらに荷物を下ろし、いざ街歩きへ。



商いはローカルの人のためだからか、北インドの様にやたらと話しかけてくる人がおらず、とっても歩きやすいコーチン。風が運んでくる花の香り、スパイスの香り、ココナッツオイルの甘い香りなどなど、甘美な香りに誘われながら優雅なお散歩。


海沿いのスパイスバザーロードには、トラックがずらりと並び、野菜やお茶、スパイスがどこかへと運ばれていく様でした。


しばらく歩くと、古めかしくもひときわ目を引く外観のホテルを発見。

The Water front granary Since 1877


今日は、ここでランチをしよう。

海岸沿いで頂くランチ。店員さんお勧めのココナッツのカレー「Panjo Kofta」とそのおともに「Phulka」。

南インドは、辛さは控えめなデリケートな味。ケーララ州は「スパイスの産地」とあって、「新鮮なスパイス料理」を堪能。初の味覚体験でした。美味しかった!!


お腹も満たされたところで街歩きを再開。


この通りには、インド人画家の紹介をするギャラリー、インド全土の茶葉を売るお店もあったり、思わぬ出会いに思いがけず長居してしまいました。

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